母子の家

施主様の古い物への愛着が

詰まった家

三田市の北の端、母子にある茅葺の古民家の改修工事です。

これまで表面だけの増築、改修を繰り返してきた、古い建物で床をめくってみると床下の大引き、束はほとんど腐っていました。

基礎はもちろん玉石基礎です。防湿を兼ねて全面土間コンクリートで補強して床も構造用合板で全面補強しました。

施主様が猫を飼われていて、猫の為のキャットウォークを古材を利用して設置しました。古い材料を積極的に利用し味わいのある空間が完成しました。

施主様も家の変わりようにびっくり!「あのゴミ同然のものが、、こんなにきれいになって、、」と感動していただきました。

古民家の改修は古いものをいかに、活かして新しいものと違和感無く調和させることができるかが肝です、今回は改めのそのことを実感した案件となりました。

施主様も古いものへの愛着に理解を頂き、また自ら夜な夜な古色の塗装をやっていただいたおかげで、楽しく仕事をさせていただき、本当に良い建物ができました。